高崎店スタッフ・認定補聴器技能者

斉藤 晶

いつもお世話になっております。
高崎店の斉藤晶(さいとうあきら)と申します。

ごあいさつ

先日、東京にて一週間、補聴器技能者の講習に行ってまいりました。どのような内容かと言いますと、
「難聴の治療の現状」「補聴器の性能」「難聴者の精神的問題」など、大学病院の教授より、講義を受けてきました。

ある教授がこんなことを言っていました。
「聴覚(耳)を全く失えば、聴覚によるコミュニケーションは不可能となる。言葉を発することができれば、自分の意思を相手に伝えることは可能であるが、相手の言葉は理解できないから、一方通行で完全なコミュニケーションとはいえない。このように聴覚に障害がおきることにより、家族、友人、隣人とのコミュニケーションに支障をきたしています。これらを補うのが補聴器だ。」
と言っていました。私は非常に大きな仕事をやっているのだと、あらためて思いました。

皆さんは、ヘレン・ケラー女子の話はご存知ですか?本の中にこんなことが書いてありました。
「私は目が見えないと同時に耳も聞こえないが、耳が聞こえないことは、目が見えないことよりも問題は重大ではないにせよ。深刻かつ複雑である。聞こえない方がより大きな不幸である。」
と書いてありました。

聴覚は日常生活で非常に大きな役割を果たしております。
私は補聴器を通して、皆様に「最高の聞こえ」を提供できるように、日々、勉強、努力をしていきますので、いたらぬ点がありましたら、どんどんご指導をお願いいたします。